簿記
簿記という言葉はみなさんも聞いたことがあるかと思います。「帳簿記入」、または「帳簿記録」の略語になると言われ、簡単に言うと帳簿に記録するためのルールを定めたものとなります。帳簿というのは身近なものに例えると家計簿やお小遣い帳のようなもので、お金の出し入れがきちんとわかるように記録しておくもののことです。
簿記の大きな目的は、企業が商品を売り買いすることで出る利益を把握するためということになるのですが、そのほかにも企業の財政の状態を記録するためにも使われます。簿記は様々な職種で求められる基本的な知識となります。
小さな商店から大きな大企業まで、基本的に商売をするに当たって利益を求めることになります。
また、お金の管理も重要な業務になりますので、簿記がなくなるということは、まずないと言っていいでしょう。要するに簿記資格を取るということは、どの職業にも必要な基礎知識を持っている証明になります。
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簿記の資格は日商簿記といい2級~4級までありますが、基本的に資格を取ろうという方は3級から試験を受けることになります。3級は1ヶ月程度、2級は3ヶ月以上、1級になると半年以上の勉強期間が必要になります。2級3級は独学での合格率も高いようですが、1級は通信などの利用が一般的になります。
数学が本当に苦手という人には正直向かないかもしれませんが、少しでも興味がある方は、3級なら比較的簡単に取れるのでお勧めです。
また、簿記検定を取った後に、公認会計士や税理士などのキャリアアップを目指すこともできますので、そちらの方面を考えている方にも必要な資格になります。