秘書技能検定
秘書技能検定試験こと通称「秘書検定」といえば聞いたこともある人は多いでしょう。
秘書技能検定試験は文部科学省認定のもとで財団法人実務技能検定協会が実施する資格試験の事を指します。
特に年齢や学歴、性別などの制限はないため誰でも受験が可能な資格試験です。ビジネスシーンで必要とされる共通の知識や技能などはもとより、社会人として求められる一般常識や接遇、マナーなどを学ぶことができます。
一般的に秘書検定とイメージすると秘書になりたい人だけが受験をするというイメージをもたれているかと思いますが、近年では秘書を目指す人だけでなく、社会人としてのスキルアップや社会的な価値を高めるために受験する人も増えてきました。
ちなみに秘書検定は毎年約20万人が受験する人気の資格試験です。
秘書検定試験に出題される問題としては秘書業務に関する問題だけが出題されるわけではなりません。
先にも述べたようにビジネスシーンで必要とされる知識や技能、社会人としての一般常識などを学ぶことが出来るため、いわゆる敬語の正しい使い方や来客対応・電話対応などからビジネス文書の書き方や慶弔時のマナーなど社会人としての一般常識まで幅広く出題されます。
秘書検定は3級・2級・準1級・1級と全部で4つのランクがあります。
企業によっては上級資格の取得者には資格手当や人事評価のプラス加点として利用する企業もあります。
1級と準1級は年2回(6月と11月)、2級と3級は年3回(2月、6月、11月)あり、筆記や実技試験などがあります。