行政書士・司法書士

■行政書士

企業や個人に代わって公的書類の作成や提出を行う専門家。複雑な公的書類の作成や提出代理、またはそれに関するアドバイスを行う行政手続きの専門家。
取り扱える書類は数千種類もあるといわれ、行政事務が複雑化している現在では欠かせない存在です。
平成18年の新会社法により、ますますニーズが高まっています。複数の法律系資格の取得を目指す人にもオススメ。行政書士は独立開業がしやすい資格の一つです。

弁護士よりも相談しやすい「身近な町の法律家」と呼べるでしょう。自宅を事務所として使うなど、小資金での開業も可能です。
また、行政書士の資格は、企業の法務・総務部門でも高く評価され、就職・転職・昇給にもその力を強く発揮するでしょう。
「宅地建物取引主任者」「社会保険労務士」「司法書士」「税理士」などの有資格とも関連が深く、試験範囲にも共通する部分が多いのも魅力です。比較的取り組みやすい行政書士は他の法律関係資格の足がかりとしてもオススメです。

■司法書士

司法書士とは、最も国民に身近な法律家として知られています。
依頼主から委託されて裁判所・検察庁、または法務局へ提出する書類を作成したり、簡易裁判所における訴訟代理、登記または供託に関する手続きの代理などを行い国民の権利の保護に寄与しています。

簡単な概要は、他人の依頼を受けて登記・供託に関する手続き又はこれらに関する審査請求手続きについて依頼者を代理すること、依頼され裁判所・検察庁・法務局に提出する書類(本人訴訟に関する訴状・答弁書・準備書面・控訴状、また民事保全法・民事執行法・家事審判法に基づく手続き書面や登記申請の際に添付を要する書類など)を依頼者に代わって作成すること、成年後見人、不在者財産管理人、相続財産管理人、遺言執行者、破産管財人などの業務をおこなうこと、さらに法務大臣の認定をうけた司法書士(認定司法書士)は簡易裁判所における訴訟代理及び紛争の目的の価額が裁判所法第33条第1項第1号に定める額(140万円)を超えないものについて相談に応じ、又は裁判外の和解について代理すること等の法律事務を業とする国家資格者またはその資格制度であります。

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